いよいよコロナがまずくなってきて、職場でも在宅勤務に切り替えるか悩んでいる最中です。
「緊急事態宣言を…」なんて声もだんだん大きくなってきていますが、個人的には非常に難しい問題だと思います。
確かに医療崩壊を防ぐ確率を上げるためには緊急事態宣言は有効だと思います。
ただしあくまで「確立を上げる」だけであって、必ずしも防げるわけではありません。
例えば外出禁止令を出している間にワクチン開発を進めるなどありますが、
出来上がるまでにどのくらいの期間がかかるかもわからない、
それどころか必ず作れるとも限りません。
またその間はほぼ経済が停滞するわけで、当然雇用の問題も発生します。
緊急事態宣言が出れば確実に解雇の件数が加速し、その皺寄せは100%非正規の方に向かいます。
仮に数か月外出禁止になった場合殆どの方は収入が入らないわけで、その期間どれだけの方が生活を持ちこたえることができるでしょう?
もしこのまま緊急事態宣言が出て解雇が増えた場合、コロナでの死亡者より、確実に解雇や生活苦による自殺者が増えるでしょう。
それも桁違いな数になるはずです。
「緊急事態宣言を出してほしい」と簡単に言える方、それは自分が解雇される心配が絶対にない、もしくは完全扶養の方の上から目線の発言だと思います。
よく「生きてれば何とかなる」「命あっての物種」という方がいますが、それは綺麗事です。
自然災害など、文字通り目の前に死が迫っている究極の状態ならその言葉も意味はあります。
けど今回のコロナは状況が違います。
感染者の80%は軽症か無症状で、大半の人にとっては風邪で終わる問題です。
致死率も現段階では日本は極めて低いです。
ならば現状を可能な限り維持して、『経済の死』が確定する緊急事態宣言は出来るだけ先延ばしにする、その間に不要な外出を避ける・ワクチン開発を進める方がよほど現実的ではないでしょうか?
医療関係者の方の危機感も分かります。
無自覚の場合、自分が感染させてしまう心配も分かります。
でも、医療面・健康面だけの問題では済まないことも心に留めてもらいたいです。
まぁ…個人的には学校や、目的が娯楽であること(イベント、コンサート等)諸々は当面政府命令で禁止または休止にしても良いと思いますがね。
アクティブなご年配の方や学生のお散歩も…禁止が望ましいと思います。。
無意味にウィルスを撒き散らすのは論外です。
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